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ハーバード白熱教室は日本で可能か?(前編) - Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録 - Annotated
- ハーバードは学生数/教員数が、4.36なのに、東大では7.04、学生数/職員数では、ハーバードが1.39であるのに対し、東大は7.49だ。良く言われているように、日本の大学のサポートスタッフの少なさが顕著に表れている。
- 第一の問題は、一般教養教育についての共通理解の欠如、つまり、一般教養教育というのは、何を目的として、何をどこまでやり、どのように成績評価をするのか、という点について、なんらか共通の理解が、学生、教員、大学、そして社会全体の間に存在せず、その結果それに対する意欲が、学生、教員の両方において、最低限まで下がっていることである。しいて、共通理解があるとすれば、一般教養科目はつまらなくて、どうでもいいもの、という理解ではなかろうか。
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第二に、教員の側で一般教養の授業の質を高めようという動機づけがあまり強く働かない。むしろ逆に働くことだ。むしろ現在の水準を維持しているのは、教員の側の良心的な努力によるものと言えるように思う。
- 日本の学部教育では、履修する科目が多い。日本の大学を卒業する最低取得単位数は124であり、通常90分の授業を一学期履修することによって2単位得られる。そこで、授業一コマにつき2単位だとして、最低取得単位の124単位で、62科目、4年間均等に履修するとすると、毎学期8コマ程度の授業を履修することになる。
- ハーバードでは履修する科目(コース)は一学期に標準4つである。つまり日本の大学では、ハーバードに比べて、細かい授業を多数履修することになる。*13
- 第4に、リーディングの問題である。先週のエントリーに書いたように、サンデルの授業では、それなりの量のリーディング・アサインメントが課せられる。一学期に4つのコースしか履修しないことを考えれば、分量的にはそれほどの量ではない。
- アメリカのリベラル・アーツ教育の一つの形態として、グレート・ブック・アプローチというものがある。これはリベラル・アーツ・カレッジなどでとられている教育で、古典的な名著を読むことを通して、学問を学ぶ教育スタイルであえる。
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